東日本大震災から2年。
私の義姉の実家は岩手の宮古で、 津波で跡形もなく家が流されてしまいました。 義姉のお兄さん達は、いまだに仮設住宅暮らしだそうです。 自宅教室の生徒の子どものお母さんの実家が、福島県いわき市で、 以前よりその子から、いわきのおじいちゃんおばあちゃんの家に 遊びに行く話をよく聞いていました。 震災では家の1階が水に浸かったそうです。 少し前にその子のお母さんと話をする機会があったので、 ご実家の話を聞いてみました。 おうちの方はもう普通に暮らせているようですが、 おうちの周囲では完全に流されてしまった家も多いそうで 「とにかく町が暗いんですよ。灯りがない。 復興してる実感なんて全然なくて。」 と言っていました。 漁業の町だから、漁業が元に戻らないとどうにもならない、とも。 あれだけの被害ですから、そう簡単には元に戻れないのが現実なのでしょう。 そして時間もかかるでしょう。 それでも最後には、 「でも、生かされた命なので、みんな前向いて頑張ってますよ。」 と言っていました。 2年の時は経ちましたが、 あらためて、自分にもできることはないのか、と考えさせられます。 スポンサーサイト
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