FC2ブログ
墨場必携
「墨場必携」

字数ごとに配列された、古人の句や詩歌集で、

書を制作する際、文言を探すのに使う本です。

よっぽどじゃない限り、漢詩などたくさん知っていないので

墨場必携で制作する句を探して選びます。


春にある展覧会で何を書こうか検討している最中で、

まさに今、この本に頼っています。

昨年は写経を書きましたので、

今回は大きな紙に大きな字の作品にしようと思っています。

七文字・春の句 で考えています。


たいていの句は、見たままの情景を描いたものが多いです。

「花が咲き乱れている」「鳥が飛び立つ」「山が色づいている」…など。

でも、その表面的な字(句)の裏にある心情が必ずあるものです。

友達との別れを悲しんでいたり、平穏を願っていたり、

こうありたい という強い気持ちがあったり…。

やはり、この隠された意味も汲みとらないと、

どんな作品に仕上げるか(字体は何にするか、どんな紙に書くかなど)決められません。


そうやって句や詩を読んでいくと、漢詩も非常に奥深くおもしろいものです。

共感できることがたくさんあります。

そこからさらに、字=作品でその句や詩の意味合いも表現できたら

もっと深いものになりますね。


気に入った句が見つかったとしても、書くことを考えると

全体の字面が良いか悪いか、という点もかなり重要です。

この字たちを、あの紙の大きさで~これくらいの大きさの字で~○○体で書いて~ と

ある程度頭の中でシュミレーションします。

それでやめることもしばしばです。

すべてを総合して決定しないといけないので、

句選びの段階でもそう簡単には決まりません。



てなかんじで、一生懸命探しています。









スポンサーサイト



[2011/01/15 12:53] | 日記 | トラックバック(0) | page top
トラックバック
トラックバック URL
http://wamusubi.blog117.fc2.com/tb.php/234-e5d42631
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |